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お彼岸の時期ですね。
本来なら10年近く行っていない母親の墓参りに行かないとなんて思ってて、
早10年近く、なんていう体たらくなんですけども。
今年初めに友人が亡くなりました。中学の時の同級生だったんですが、
30を超えたあたりからたまに飲み行ったりしていました。で、2年前の年末を
最後に会ってなかったんですよね。その時は随分酒に弱くなったんだな、
くらいにしか考えておらず。
1月の末くらいですね、ちょうど仕事終わりのタイミングで共通の友人から
連絡が入り、亡くなったことを知りました。
2年くらい会っていなかったっていうのもあったかもしれませんが、
本当に実感がわかなくて。
亡くなったってのを少し認識できたのが、その後実家にご挨拶に行った時です。
その時はもう荼毘に付されており、顔を見ることは叶いませんでした。
お骨の横に置かれていた遺影によく見た笑顔が写っていました。
ご両親のお話を聞くにつれ、やはり亡くなってしまったんだなとじわじわと
理解が追いついてくるような感覚になりました。
で、一昨日、お墓まいりに行ってきました。
お墓に刻まれた友人の名前と真新しい献花を見て、ようやく実感することが
できました。お墓の在り方については様々考え方があるかもしれませんが、
今回お参りをさせてもらったことで、納得するために必要なことなんだな、と
改めて思いました。
とても静かな場所にあるお墓で、その前でぼそぼそしゃべるおじさんは端からみると
やばい人そのものだったかと思いますが、なるべく人の目を気にしながら話してました。
毎回まとまりのない文で恐縮ですが、今年の夏くらいには母親の墓参りに行こうかなと
改めて思った次第です。また思うだけかもしれませんけど。