大体いつも75点くらい

おっさんが長文で呟くやけに気味の悪いブログです。たまにねこの写真を載せて客引きを試みたりもします。

読む

引越しの準備あるあるですが、本を片付けたりしている時にたまたま見つけてしまった本を読みふけってしまうって現象を昨日そのまま再現した結果、「アドルフに告ぐ」を一気読みしてしまいました。

人としての自由意志を信じたいんだけど、自らが規定した上位存在に翻弄されてしまうっていうね。当時の状況を考えると「そうしなければ生きていけない」ってのがあるとは思います。また自由意志といっても、時にそれが人を傷つけてしまったりすることもあります。

結局、自らの行動原理をどこに求めるかってことになるわけですが、白黒はっきり分けることなんて難しいってことなんておっさんじゃなくてもわかりますね。

個人や家族の利益が社会に直結するならわかりやすいんですけどね。必ずしもそういう風にはならない。昨今の買い占めなんて最たる例かと思います。

主観と客観(俯瞰?)という視点における自身の立ち位置なんて、随分前から言われてて、もはや語られることもなくなってしまいましたけど、図らずも与えられた時間でまんがなど読んで考えてみるのもよいのかなーと思いました。